社員紹介/安井

社員紹介

設計/Architect
安井 駿斗
技術部 設計1課/2015年4月入社
情報・通信工学専攻
学生時代の専攻
学生時代は電気通信大学大学院の情報・通信工学を専攻しており、私はその中でも高周波信号の測定技術の研究を行っていました。
通信技術は日々進歩し、より高速な通信ができるように求められています。このような高速通信の回路は、作ることも性能を測定するのも難しいのですが、これをより正確に、低コストで測定する技術について研究していました。
現在の仕事内容は?

電気設計の仕事をしています。一言に電気設計と言っても内容は様々で、電子基板の回路設計や、設計した基板のFPGAのプログラム作成、そういった基板などが搭載される機器の電気回路設計、機器を組み立てるための配線資料の作成などなど。機器が組み立て終わった後は、設計した通りに動くかを確認するために調整や試験を行うこともあり、意外なくらいにいろいろな仕事があります。

入社理由は?

漠然と「誰かの役に立つ仕事がしたい」という思いを持って就職活動をしていた折に、大学内の説明会で海洋電子工業を知りました。少しスケールが大きくて恥ずかしいのですが、この会社であれば、自衛隊や護衛艦を通して、日本の役に立てる仕事かな、と考えていました。護衛艦に興味があったこともあり、志望を固めました。

海洋電子工業の好きなところは?

誠実であること。これは社風の一つとして掲げられているものでもあり、普段から実感しています。お客さんに対してはもちろん、社員同士、協力会社の方など、誰に対しても敬意を払い、意思を尊重しています。社員一人一人が誠実で、より良いものを作ろうとしている姿勢には、私ももっと勉強しなければならないと感じています。
また、社員間の距離がとても近くに感じます。全社員が世代に関係なくお互いを尊重しているため、話しやすく、意思疎通もしやすいのも特徴です。

この仕事でやりがいや面白さを感じるのはどんな時ですか?

私の仕事はあくまで設計であるため、実際の機器の組み立てには関わりません。しかし、自分の設計した機器が、実際に組み上がってきたのを見た時は、頭で思い描いていたものが形になって出てきたことにいつも感動しています。これこそが、ものづくりの醍醐味だと思いっています。
また、自分の設計した機器が出荷され、護衛艦などで実際に運用され始めると、テレビなどでたまにその護衛艦が映った時、「自分の作った器材が動いている」といった実感を持てて誇らしい気持ちになり、やりがいに繋がっています。

入社前と入社後で印象の違いはありましたか?

入社前は電気設計といえば、基板の回路図を作るくらいの仕事なのかなと思いっていましたが、電気設計の仕事が多岐に亘っていたことが入社後の印象の違いです。しかし、いろいろな仕事に携わることで自身の知識やできることも増えていきますし、仕事間の繋がりなどが見通せるので、これについては入社前の考えより良い方向の違いでした。

ある日の1日の流れ
8:30~
始業後、メールチェック、作業進捗や作業予定の報告作成。
9:00~
機器の仕様書の確認や部品の選定回路の構想などを走り書き。
12:00~
昼食と、その後に午後の業務に備えて寝ていることが多いです。
12:50~
機器の系統図(いわゆる、ブロック図)を作成します。
15:00~
3時のおやつ休憩。部屋にお土産のおやつが置かれていることもあります!
15:10~
系統図が出来上がったら、選定した部品が、仕様書にある機器の構造(きょう体)に納まるか、機構設計に検討をお願いします。
15:30~
機構の検討の間に、詳細な回路図の作成などを始めます。
17:00~
構造検討が終わったら、問題点の詰めを行います。
17:30
退勤。業務は引き続いて、翌日に持ち越していきます。場合によっては残業もあります。
学生へのメッセージ

学生の頃から趣味で電子工作を行っており、海洋電子工業での配属も電気設計をできる技術部を志望していました。就職活動の時、この熱意を何とか伝えたくて、自分が趣味で作った製作物を面接に持って行き、自己アピールをしました。少し気恥ずかしい部分もありましたが、念願叶って技術部で電気設計として働いています。
海洋電子工業に入社を考えているなら、熱意を何かしらの形で伝えることも重要だと考えています。私は製作物を持って行くというやり方を取りましたが、「他の人と違う、印象に残ること」であればこれに限らないと思いいます。
海洋電子工業の面接はとても柔らかい雰囲気ですので、リラックスして純粋な自分を表現してみてください。

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